ドラゴンクエスト3 旅日記 第6話

豪華な船の旅 その2

ギギギギギギギッ、、バタン!  ドーーーーン!!

ゴウ音とともに目が覚めた。

敵襲か?

枕もとの明かりを付け、すぐに周囲を警戒。
時計を見ると1時少し過ぎ。 まだ夜中だ。

部屋中あちこちが、きしむような音。
洗面所のドアは勝手に開閉、ドアが柱にぶつかる音。
そして、破裂音とでも言うのか、さらに大きな音。

他にも異変がある。右側に体がもっていかれそうな、不自然な重力。

霊的なヤツじゃ・・・。

まずは照明全部ON、とベッドからおりたが 、よろけてしまい
上手に立てなかった。

あれ?

そう、船が揺れて傾いているのだ。それも尋常じゃなく。

ギギギギギッ、というきしみ音とともに船首側(船の前側)が
8秒位かけてゆっくりと持ち上がる。その後、急激に落下。
船底が海面に叩きつけられて、 ドーーーン、と鳴っている感じだ。

実際の状況は不明だが、体感では5メートルは上下してる。

わたしも数回船には乗っているが、こんな激しい揺れは初めてだった。
たしかにここは外海なので、荒れるときもあるんだろう。
しかし、小舟じゃないんだ。
この全長200メートルもある大型船が、まさかこれほど揺れるとは。 

立ってられないので、仕方なくベッドに戻る。

上昇、急下降、上昇、急下降。
ベットにめり込む感と、浮遊感をひたすら繰り返す。

・・・・・・。
なんだか気分が悪くなってきた
これって船酔い?
聞いてないよぉ。。


それから10時間ものあいだ、 わたしたちは、
ちょっぴり豪華だけど、でも完全に重力が崩壊した部屋の中で
トイレ、ベッド、トイレ、ベッド、 トイレ、ベッド、
という、お百度参り的な行動を、ただ黙々とこなした。
神に祈りながら。。

そして夜が明けた。
当然、わたしたちは

HP:限界
顔面:蒼白

いよいよインフォメーションへ相談、 揺れが小さいと言われる
船中央の客室へ移動した。

なるほど全然違う。揺れ感はまだ多少あるが、先ほどまでのアトラクションの
如きソレとは、全く別物。
もともと思い描いてた感じの、船揺れだ。

くそぉ、ポルトガ王め。計ったな?

かくしてわたしたちは、船首は危険、という海の常識と
ヤツは喰えない、という新事実を、身をもって学習。
全滅 ⇒ 病院送り 教会行き という最悪パターンは
かろうじて免れたのであった。

その後、体力こそ多少回復したものの、心はポッキリいったまま。
大浴場に、ピアノ生演奏、もちろんリラックマだってパス、
また来るやもしれぬ揺れに、ただただ怯え、安静に。
翌朝、ようやくテドンに到着した。
ドラクエ3 テドン

もう船なんか乗りたくな~い。と、とうぞく。
全くだ。もちろん同感。
しかしまだルーラでは行けない土地が、たくさんあるのが現実。

はやくオーブを集めて、不死鳥ラーミアを復活させねば。

と、オーブの重要性を再認識、決意を新たにするゆうしゃであった。

つづく


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☆参考データ1 順位表
1位:とうぞく 4回
2位:そうりょ 3回
3位:ゆうしゃ 2回
4位:あそびにん 0回

☆参考データ2 用語集
ピッチング :船が前後方向に傾く揺れ方。酔いやすい。
       さらに荒れると、フォーリング⇒パンチングが発生する。
フォーリング:波で持ち上がった船首が、波の谷間に急速落下する現象。
パンチング :フォーリングにより船首が海面に叩き付けられる現象。

コメント

はじめまして

ドラクエ3! 懐かし~^^
子供のころ、朝から並んでソフトを買った時のことを思い出しました。

前の記事のキャプテン翼も、ゲームはやったことはないですが、マンガは大好きで今も文庫版を持っていますよ!
プレイしている気分になって拝読させていただきました。

Re: はじめまして

YUKIさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。
ドラクエ3、私も並びましたよ!懐かしいですよね。

> プレイしている気分になって拝読させていただきました。
大変恐縮です。まだ始めたばかりで、手探り状態で書いてますので。。。
でもそう言って頂けると、とてもうれしいです。
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