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ドラゴンクエスト3 旅日記 第4話

船の王様 ご乱心?

ピラミッドでとうぞくと合流した一行は
カギを回収、うでわは没収し、ポルトガへ向かった。

王様は言った。
はるか東の国では、黒コショウが多く取れるという。
コショウを持ち帰ったとき、そなたらを勇者とみとめ
わしの船を与えよう!

ドラクエ3 ポルトガ2



えっ、いま、コショウと引き換え、と?
一体どんな船と?
おいおい、大丈夫なのかぁ、コイツ。。
まさかお風呂に浮かべるタイプじゃないですよね?
つぎつぎと頭をよぎる。

しかしまぁ仮にも一国の主が、わしの船、と言うくらいなのだから
そこはそれ、相応の造りなのだろう。
むしろコショウがすごいってことになる。
きっと、聖なるコショウ、みたいなヤツだ。

わたし達は、はるか東の国、という依頼主の曖昧な指示のもと
シルクロードを一路東へ向かった。

ドラクエ3 バハラタ

すると立ち寄った町に、コショウ屋さんが。

店に入ったわたしは
えーと、コショウ下さい、コショウ。聖なるヤツ。
あーのー、黒ね。
あれ?粗びきでいいのかな~。
すいません、普通って粗びきですかね?

店員は、わたしの問いには答えず、
娘さんが悪者にさらわれたため、休業中だと。

わたし達は、各々の持ち味(奇抜さ、すばしっこさ、遊び心、など)
をいかんなく発揮、見事悪者を成敗、娘さんを救出、
店員はお礼にと、袋いっぱいの黒い実っこをくれた。

ウサギのフンより、少し小さめだ。
よくわからんが、こっちの地方では、最上級のプレゼントなのだろう。

で、すいません。さっそくでアレなんですけど、
黒コショウ売ってもらえませんか?
できれば、聖なる感じで、、、

すると店員、それがコショウですよ。

いやいやいや、ご冗談を~、お願いしますよ~。
と返すが、店員は、
確かにソレだ、と言う。言いやがる。恩人の、我々に向かって。

くそっ、ジャパニーズだと思って舐めやがって、、、

こっちだってね~、仕事、ガキの使いじゃないんですよ。
間違いでした、ウサギのフンでした、では済まないよ?
気持ち若く見えるかもしれんが、わたしだっていい年だ。
そのようにお舐めになられては、部下の手前もある。
出るとこ出ますよ?
と絡むが、店員はかたくなに、ソレだ、という。

ん~、ちょっと待ってて、そこで。すぐ戻るから。
一度店を出ると、スマホで、黒コショウ、と検索する。



・・・。はたして、店員の言うとおりだった。
コショウとは木の実で、実が未熟なものが黒、完熟のものが白。
黒コショウは肉、白コショウは魚、と相性がいいらしい。
ウィキペディアに書いてあるのだから、間違いない。

わたしは店に戻り、しかし、今さら引くに引けないので、
今日のところは、いったんアレしますけど、
別にあなたを信用した訳では、ありませんから、ね!
と、言い捨てて店を出た。

もう二度とこの店には来れないな。 。


コショウを持ち帰り、王様のもとへ。
王様は大そう満足気で、外にある船をやる、と言った。
船はかなり大きくて、ベルメールさんのみかんの木だって
2つや3つ、楽勝で載せれる感じだ。

しかし、こんな大きな船、誰も操縦できやしない。
王様のところへ戻り、クルーも貸してもらえませんか?
と聞くと、

コショウは美味いのう。わしは食べ過ぎで眠い。
と、聖なるコショウを、さっそくお召し上がりになられていたのだ。

ドラクエ3 ポルトガ3

なるほど。わたしはうなずいた。

実はわたし、初見の時に彼を、残念な王様だな~、と思っていた。
が、それはたぶん違うのだ。

王様は、魔王軍とのいくさとか、政治的なシガラミとか
いろいろあって大変だ。 もっとピリピリしててもおかしくない。
でも、周りの皆のことを考えて、あえて、ゆるゆるなことを言う。
器が大きいから。

コショウなのか?ウサギのフンなのか?
という小さいことでギャーギャーわめく、わたしのような小物とは違うのだ。

わたしも、もっと大人にならなければな、この旅を通じて。
これまで漠然としていた旅に、少しだけ目標ができた気がした。

コショウは美味いのう。わしは食べ過ぎで眠い。
わたしは、王のこの言葉を、ふかく心に刻みこみ
大海原へと旅立った。
ドラクエ3 ポルトガ4


つづく

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